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エステは、その主な目的によっていくつかの種類に分かれます。エステサロンを利用する際には、自分がイメージしている主な目的をはっきりさせた上で、より適切な種類のエステサロンを選ぶようにしましょう。
フェイシャルエステや痩身エステなど、私たちがよく耳にする主なエステの種類や目的を見ていきましょう。
フェイシャルエステとは、主に顔からデコルテまでを施術の対象にしたエステのこと。施術の目的は、主にしわやたるみ、くすみ、にきびなどの軽減です。
主な施術方法は、クレンジングや美容液などを使ったハンドケアですが、ほかにも美容機器を用いた成分導入や超音波の照射など、自宅ではできないエステならではの施術も行われています。
ボディ・痩身エステとは、主に、体全体のリラクゼーションや痩身、ボディラインの調整などを目的にしたエステです。
主な施術方法は、マッサージなどのハンドケアや、ラッピングやマシンを使った施術。施術を通じ、全身的な痩身効果を目指す人もいれば、お腹周り、太もも、二の腕、顎下などの部分的な痩身効果を目指す人もいます。
脱毛エステとは、ムダ毛を脱毛してもらえるエステのこと。エステでの脱毛に永久脱毛効果はありませんが、繰り返し施術を受けることで、減毛効果や抑毛効果は期待できます。
施術には、特別な免許が不要な光脱毛器が使用されるのが一般的。中には、専用ワックスを用いた「ワックス脱毛」を行っているエステもあります。
一般的に、エステサロンの目的は美容効果を得ることですが、リラクゼーションエステは、美容ではなく心身の癒しを目的としている特殊な位置づけのエステです。
施術方法は、アロママッサージやスカルプケア、ヘッドスパ、アロマテラピー、ホットストーンセラピーなど。マタニティエステもリラクゼーションエステの一種です。
体の中にある老廃物を排出するためのエステがデトックスエステ。マッサージ、リンパドレナージュ、岩盤浴、よもぎ蒸しなどの施術により、リンパを通じて体の中に蓄積された老廃物を体の外に排出させます。
エステの種類だけではなく、エステサロンの種類にも違いがあります。主な3つのエステサロンを見てみましょう。
訪問エステサロンとは、特定の店舗を持たずに顧客の自宅などを訪問するタイプのエステサロン。妊娠や子育て、テレワークなどで外出が難しい方には、大変重宝される形態のエステサロンです。
美容外科や美容皮膚科などの医療機関に併設されているエステサロン。医療機関ではないものの、医師が監修・経営している点で安心感を得られるでしょう。施術では、医師がおすすめするメディカルコスメなども使用されます。
ブライダルエステサロンとは、結婚を間近に控えている方が挙式当日を理想的な状態で迎えられるよう美容面からサポートするエステサロン。顔、背中、二の腕、デコルテなどの施術のほか、脱毛も一般的に行われています。新郎新婦で一緒に施術を受けている例も少なくありません。