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近年、各種エステサロンや美容機器を使用した施術が幅広く提供されるようになっておりますが、その一方で、施術を安全に受けられるように「禁忌事項」と呼ばれる注意点が各施設で定められております。
禁忌事項とは、施術中に事故やトラブルが発生する可能性を未然に防ぐために、体調や肌の状態、既往症、使用機器に関して注意すべき事項を明確にするものであり、これらを遵守することは施術を行う側、受ける側の双方にとって非常に重要です。
例えば、日本メナード化粧品株式会社のフェイシャルサロンでは、体調不良、極度の疲労、発熱や日常と著しく異なる症状がある場合、施術自体をお断りすることが明記されております。
また、過去や現在において顔や身体の一部に痛みや不調がある場合は、エステセラピストに事前に相談し、必要に応じて主治医の許可を得る必要があります。こうした対策は、お客の安全を優先に考えたものであり、万が一の事故防止のための判断基準です。
さらに、フェイシャルエステに限らず、タイ古式マッサージ、アロマリンパドレナージュ、ボディケアなど、各種施術においては、施術前の体調確認や生活習慣、既往症の申告が徹底されるようになっております。
食後30分以内の施術、飲酒後、または高熱、ケガ、手術後の期間が禁忌とされるなど、施術に伴うリスクを低減するための厳格なガイドラインが設けられているサロンもあります。お客さん自身が自らの体調や健康状態を正確に把握し、正直に申告することが、エステティシャンとの信頼関係を築く上で必要であるとともに、トラブルを未然に防ぐために不可欠です。
施術に使用される各種機器についても、肌の状態に応じた細やかな対応が行われています。かぶれや伝染性の皮膚疾患、赤み、かゆみ、湿疹、日焼け直後の肌、やけどなど、皮膚に異常がある場合は通常の施術とは異なる方法で対応される場合があり、一部の機器の使用を控えたり、部分的な施術を省略するなど、慎重な対応が取られています。
【選出条件】
GoogleおよびGoogle マップで「エステ 京都」と検索して出てきた、全97店舗を調査。
その中から下記条件で3店舗を選出しています。(2023年6月21日調査時点)
※当サイトでは【メディカルエステ】と【エステティック】の違いを以下のように定義して紹介しています。
【メディカルエステ】
医療機関内・医療機関併設サロンにて提供されるエステメニュー、または医師・クリニックが監修・提携・指導しているサロンにて提供されるエステメニュー(※カウンセリングの結果に応じて、監修・提携・指導している医療機関で診断・治療を実施するケースもあります)
【エステティック】
メディカルエステ以外のエステメニューの総称(リラクゼーション・トリートメント・ケアを目的とする美容施術)