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エステメニューでよく目にする「超音波」とはどんな施術か、どんな悩みに向いているかをまとめました。1回あたりの施術相場や施術の流れ、ダウンタイム、副作用について解説します。
超音波メニューの1回あたりの相場は、施術するパーツや時間によって変わりますが、約1万円~2万円です。
中には「お試しコース」のように、相場の価格以下で施術を体験できるサロンもあります。
※参照元:サロスタMedia(https://and-us.jp/5319/)
フェイシャルコースの場合、超音波を当てる前にまずクレンジングや洗顔でメイクや表面の汚れなどを落とします。
その後、専用のローションや美容液などで肌を保湿してから超音波機器をあて、適切な出力でトリートメントします。
超音波による出力が終わったらコットンなどで専用ローションを拭き取り、イオン導入やパックの工程に入ります。肌に美容成分を浸透させたらすべての施術が完了です。
超音波は、普段は使われない筋肉や細胞を刺激するため細かく振動するようになっています。機器を肌に当てている間は振動するだけで、基本的に痛みやダウンタイムはありません。ただし、ニキビのあるところやまぶたなど、超音波を当てられない部位はあります。
超音波は、振動によって汚れを浮かせたりむくみにアプローチしたりするだけなので、基本的に副作用はありません。
ただ、超音波を当て過ぎてしまうとかえって肌への負担となり、肌荒れや肌トラブルの原因になります。超音波機器によって適切な使用時間や頻度は異なりますので、サロンに確認の上で施術を受けましょう。
そもそも超音波とは、人の耳には聞こえないほど振動の周波数が高い音波のことです。超音波のような高音が生じるとき、微細な振動が起きています。その振動による作用で汚れを浮かせたり本来の肌のはたらきを活性化させたりしようとするのが超音波美顔器です。
超音波の振動は様々な分野に使われています。代表的なものとして、超音波洗浄機や歯ブラシなどが挙げられます。
肌を振動させる超音波は、ふだん使われていない筋肉や肌へのアプローチに有効です。振動によって皮膚表面の細胞は活性化され、皮下では脂肪の燃焼が促進されます。
また、超音波が筋肉に届くと周辺の筋肉を収縮させ、引き締め効果を期待できます。皮膚や脂肪、筋肉に対するマッサージとして活用できます。
超音波を肌にあてると、振動によって皮膚のなかで細胞同士がぶつかり合い、摩擦が起こります。この摩擦が熱エネルギーを生み出して肌の内部を温める効果があります。
超音波の温熱効果で血行が促進されることによって、必要な栄養分が体の細部にまで行き届く、老廃物が排出されやすくなるなど、様々な効果につながります。
肌や体に振動を与える施術のため、妊娠中や妊娠の可能性がある方は超音波施術を受けることができません。
また、超音波による振動で体調が悪化する可能性があるため、ホルモンバランスが安定していない月経中や体調が悪いときも避けたほうが良いとされています。これらに該当する方は無理せず施術をお休みするか、サロンへ相談して施術日を変更してもらいましょう。
一般的な超音波を用いた施術とは異なるものですが、超音波による美容施術の一種「HIFU」について注意があります。
エステサロンによる事故が相次いだことから、厚生労働省は2024年6月、高密度焦点式超音波(HIFU)機器の施術に関して新たなガイドラインを発表しました。これにより、医師免許を持っていない人がHIFU機器を使用して施術を行うことは全面禁止されています。
よって、現在エステサロンでHIFU(ハイフ)施術を受けることはできません。
※参照元:厚生労働省「医師免許を有しない者が行った高密度焦点式超音波を用いた施術について」 (https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00tc8569&dataType=1)
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【選出条件】
GoogleおよびGoogle マップで「エステ 京都」と検索して出てきた、全97店舗を調査。
その中から下記条件で3店舗を選出しています。(2023年6月21日調査時点)
※当サイトでは【メディカルエステ】と【エステティック】の違いを以下のように定義して紹介しています。
【メディカルエステ】
医療機関内・医療機関併設サロンにて提供されるエステメニュー、または医師・クリニックが監修・提携・指導しているサロンにて提供されるエステメニュー(※カウンセリングの結果に応じて、監修・提携・指導している医療機関で診断・治療を実施するケースもあります)
【エステティック】
メディカルエステ以外のエステメニューの総称(リラクゼーション・トリートメント・ケアを目的とする美容施術)