マタニティエステとは、その名の通り妊娠中の女性向けに施術されるエステを指します。 マタニティエステの目的はメニューによってもさまざまですが、主に「妊娠中の体調不良を緩和する」「妊婦さんの気持ちをリラックス/リフレッシュさせる」「妊娠線を予防する」などの目的となります。
実際のエステメニューはフェイシャルからボディまで一般のエステと同じように種類が色々。ただし、妊婦さんに施術するエステのため、大きくなったお腹に負担がかからないよう、施術中の体位や環境、アロマオイルを使用するなら妊婦さんに問題のないアロマにするなど、工夫されています。
例えば妊婦さんはホルモンバランスが変化することで顔のむくみや肌質の変化などが起きやすくなります。フェイシャルエステではこうした変化に応じて、むくみ解消や美肌トリートメントなどが行われます。
また、マタニティエステで特有のメニューといえば妊娠線予防ケア。妊娠中に大きくなったお腹に、出産後妊娠線が残らないよう、乾燥を予防するなどの施術が行われます。
マタニティエステは、サロンにもよりますが安定期以降臨月前まで施術が受けられるサロンがほとんどです。中には、臨月期間中のプレママ向けのメニューを実施しているサロンもありますから、興味がある方は探してみるといいでしょう。
マタニティエステは妊婦さんの体調や美容をケアする目的で行われるものです。そのため、つわりなどで体調が安定しない妊娠初期や、出産間際の臨月期間中などはおすすめしないサロンがほとんどです。
また、安定期〜臨月前までの期間でも、切迫早産など妊婦さんの体調がすぐれない場合には、マタニティエステを受けられない/受けないほうがいいケースも。自己判断や無理をしないで、医師やサロンスタッフさんのアドバイスを仰ぐといいでしょう。
もちろん、施術メニューによって、おすすめの期間や注意点などは異なります。事前に確認してみましょう。